医療機器やサービスを含むヘルスケア業界は、これまでもITと切り離せない関係にあった。最近のAI(人工知能)の普及やブロックチェーンの登場により、その可能性は無限ともいえる様相で広がっている。本ブログでは、ヘルスケアITについてこれまでの経緯を振り返る一方で、AIが具体的にどのように活用されていくのかを考える。AI音声認識、AI言語処理、AI画像診断と言った基礎技術を用いて、電子カルテによる情報のデジタル化や、ブロックチェーンの活用などにより、患者と医療機関と薬局などでデータを共有できる医療ITプラットホームの構築なども視野に入ってきている。