FPTが進めるAI開発の新たな拠点クイニョンにおける取り組みを取材いただきました。
※本記事は日経 xTECH Special「DXパートナーに変貌を遂げたFPT」に掲載されたものを転載したものです
医療機器やサービスを含むヘルスケア業界は、これまでもITと切り離せない関係にあった。最近のAI(人工知能)の普及やブロックチェーンの登場により、その可能性は無限ともいえる様相で広がっている。本ブログでは、ヘルスケアITについてこれまでの経緯を振り返る一方で、AIが具体的にどのように活用されていくのかを考える。AI音声認識、AI言語処理、AI画像診断と言った基礎技術を用いて、電子カルテによる情報のデジタル化や、ブロックチェーンの活用などにより、患者と医療機関と薬局などでデータを共有できる医療ITプラットホームの構築なども視野に入ってきている。
世界で最も古い産業である海運業がAIを活用する方法とは?
世界の貿易の内、約90%を占める海上輸送は、常に世界経済の原動力と考えられてきました。しかし、海運業界は、変化や革新的な取り組みに関して保守的であることでもよく知られています。ただ、潮目は変わりつつあります。従来からの手法に大きく依存し、最先端技術の採用に慎重であった海運会社も、技術のメリットを認識して、デジタルの世界に対応するための取り組みを始めました。